準々決勝 ニュージーランドvsアイルランド ラグビーワールドカップ 2023
最初からアーロンスミスのパスミス、その後獲得したペナルティのジョーディーバレットのキックミス、その後のラインアウト からのパスミスとキックミス。
こんなに初っ端からミスが続くオールブラックス も珍しい。
ただ、アイルランドのスクラムのアングルが悪くペナルティ取られてそこからはオールブラックス が敵陣に入りじわじわと攻め込む。
29フェイズ目でアイルランドがペナルティでそこを狙ってオールブラックスが先制。
その後はキックからのカウンターでオールブラックス がトライ。チームの規律違反?で試合に出られなくなったWTBテレアの代役のファインガアヌクが務めを果たし、リターンパス受け取ってトライ
そのあとはアイルランドが攻め込み、ラインアウトのスティールなどされるもキックチャージで球を奪い返し、そこからまた攻めて最後はバンディアキが小刻みなステップで相手を交わしてトライ。
この時点でスコアは🇳🇿13-10🇮🇪
そこからまたオールブラックス が攻め込み、ゴール前の攻防から最後に右端に空いたスペースでサベアがトライ。
前半残り4分くらいでアーロンスミスがデリバレートノックオン取られてイエローカード🟨。そこからアイルランドがモールを中心に攻めてまたペナルティ獲得。モールからギブソンパークが持ち出してそのままトライ。
前半のアイルランドのトライスコアラーがバンディアキとギブソンパークというNZ出身のプレーヤーというのも面白い。
後半はお互い10分くらい攻めるけどトライに繋がらなかったものの、ショートラインアウトからリッチーモウンガが抜け出して最後はウィルジョーダンに繋いでトライ。
難しい角度もジョーディーバレットが決めて25-17の8点差とする。
そのあとはアイルランドはモールにこだわりペナルティトライを引き出す。
これで25-24の一点差。
そこからまたオールブラックスがPG決めて28-24になる。
また反則をオールブラックスがしたところをアイルランドがまたモールを押し込もうとするがジョーディーバレットが上手く身体を入れてグラウンディングさせずにノートライ。
この後のリスタートキックをアイルランドのNo.8ドリスがノックオン。ここら辺が勝負の分かれ目だったでしょうか!?
残り6分でシンビンが明けたコーディーテーラーが戻りそのままデインコールズに交代。
うまくキックも使いながら敵陣に居座る。攻め手がなくなりキックでアイルランドにボールを渡してそこからアイルランドの最後のアタック。
37フェイズ攻めるもレタリックとサムホワイトロックの壁が阻んでオールブラックス勝利。
自分の中でのPOMはサムケインでした。キャプテンになってから結果も出ず辛い中での大一番での魂のタックルは痺れました。
プールD 日本vsサモア ワールドカップ 2023 No.54
ラグビーワールドカップ プールD
日本vsサモア
ともに一勝一敗で臨むこの試合、負けたらほぼグループリーグ敗退という中で緊張感の高い仲試合が始まる。
日本は最初にペナルティするもサモアがキック外してくれてなんとか失点を免れる。
その後でスクラムからのレメキの突破、そしてラピースがトライ。
オブストラクションぽかったけど、ギリギリインサイドに向かってたから助かったんやろな。
2本目のトライもレメキの突破から最後はエッジでリーチが飛び込んでトライ
この後にもイエローカードもらって前半余裕かと思ってたら堀江がヘッドバッティングでカードもらって14人のところをモール押されてトライ献上。
後半入ってアタック継続してたらラピースへのハイタックルで11番ベンラムがイエローカード。のちにバンカーシステムによりレッドカードとなる。
そこからモール1度目は反則で止められるも2回目で押し切ってトライ獲得。
ここら辺から雲行きが怪しくなる。
サモアのピックゴーでジリジリ下げられて最後はなんとか逃げ切ったけど、28ー22で辛くも勝利。
本当はボーナスポイントとかも取れたらよかったんやろうけど、そこまでは行かず、14人になってやること絞ってきたサモアにはタジタジでした。
プレーヤーオブザマッチはレメキ。
トライこそないものの、トライに繋がらビッグゲインやキック処理はお見事でした。
4年前のW杯サモア戦でもMVP。
W杯で同じ相手に2回MVP取るってなかなかやろうな。
早起きしましたが興奮で目も冴えるような内容でした。
アルゼンチン🇦🇷戦に繋がると良いなぁ。
プールD 日本vs イングランド代表 ワールドカップ 2023 No.53
日本代表🇯🇵
vs
イングランド代表🏴
結果はご存知の通り
12-34で敗戦でした。
これで成績は一勝一敗になりました。
2位通過のためには残り二試合二勝しかほぼ無理だと思うのでまずはサモア戦に勝ってアルゼンチン戦に繋ぎたいです。
総評として自分がFWなので贔屓目に見てるかもですが、FW陣は気を吐いていたと思います。
スクラムどうなるかと思ったけどかなり持ち堪えられました。
ただ、ラスボスこと切り札の堀江を先に持って来たことで後半の勝負所で坂手が出て来てそれが裏目に出ると言うのも勝負のあやでしょうか。
堀江を超えるフッカーが出る頃にはベスト4狙えるんですかねぇ。
リーチと復帰戦のラピースもタックル数で貢献、姫野のジャッカルも決まりました。
アマト・ファカタヴァも素晴らしいバッキングアップでエリオット・デイリーに追いつき止めました。コーネルセンもしぶとくタックルしてました。
マシレワは緊張もあったのか、冴えませんでしたね。怪我をして次の二戦に見込みが薄いのであれば直前で代表を漏れた山中と入れ替えとかあるんですかね!?中村と長田のCTB陣もよく耐えてたのかなぁ。
後半のジョーマーラーのヘディングからのトライくらいからズルズル離されちゃいましたが、結局のところJapanはノートライですもんね。キック決めて逃げ切ると言う戦法ではないと思うのでここはサモア戦までにどんな修正するのかは楽しみです。
ラインアウトもイマイチだったのでサモアにセットプレーで圧倒するのは難しそうですがスクラムでは大いにプレッシャーかけて行きたいですね。
スクラムでプレッシャーかけまくってイライラさせといて相手にカードとか出だしたら落ち着いてみられるかもしれません。
プールD 日本vs チリ代表 ワールドカップ 2023 No.52
ラグビー日本代表のW杯、初戦。
vs チリ代表
相手は初出場だけど、過去に何度も出場しているアメリカ🇺🇸やカナダ🇨🇦を倒してきての出場とあり、そして選手の情報などがほとんどない不気味な相手。
結果は42ー12で勝利。
初戦ボーナスポイント取って勝ち切ったのは大きいです。
チリは気合い十分でルーズボールへの働きかけなども丁寧でそれがファーストトライへつながりました。
しかし日本代表もそこで慌てずにすぐに取り返せたのは大きかったです。トライを取ったアマトファカタヴァ、その後もトライを取って本日のMVP。これには見てる人も納得ですかね。
ディフェンスもタックルしっかりしてましたが、ポイント周りのピックゴーに結構行かれてましたね、俺ならトライまで行けちゃうかな😆嘘です、すみません。
スクラムも結構押してたけど、あまり反則はもらえず。日本でのリーグワンの試合とかだとあの感じだともう少し反則もらえた気がします。これが次戦のイングランド🏴に通用するかはまた別の話ですが。
ラインアウトは結構スティールなどでプレッシャーかけられていたので相手の起点をだいぶ潰せましたやっぱセットプレーは大事です。
キッカーの松田の復調は大きいかな。最初の一本ちゃんと決められて乗ってきたと思うのでイングランド戦でもバシバシ決めて欲しい。
気になるのは13番ライリーの不調!?今日の試合いいとこ無しの上にイエローカードまでもらっちゃったもんね。今年のキーマンだと思ってるから早く復調して欲しいわ。
プールD イングランドvs アルゼンチン ラグビーワールドカップ 2023 No.51
アルゼンチン vs イングランド
トムカリーがヘッドバッティングでイエローカードからのバンカーシステムでレッドカードになる。
キッカーへのレイトチャージでイエローカードだったカレーラスはそのままレッドカードになることなく10分後に復帰。
この辺だけみるとイングランド厳しいかなぁと思いましたがそんなこと全然なかったです。
前半22分のアルゼンチンのトリックプレーはバーバリアンズみたいで面白い。
26分にはフォードがドロップゴール
30分にも2本目のドロップゴール
36分には3本目のドロップゴール
後半にもフォードのキックで確実にスコアを重ねて行く。かつての3の倍数のスコア
アルゼンチン🇦🇷もマテーラとか奮闘してるけど孤軍奮闘といった感じ。
アルゼンチンもW杯になると冴えない印象出て来ますね。2019の時もその前に参戦してたスーパーラグビーのハグアレスで調子良かったですが、ワールドカップ本番ではグループリーグで敗退でしたし。
後半の最後は覇気もなくなってる感じでしたね、アルゼンチン。日本戦は死に物狂いでくるやろうなぁ。
プールA フランスvs ニュージーランド ラグビーワールドカップ2023 No.050
記念すべき50回目のアップでした。4年ぶりの更新。
ラグビーワールドカップ は2023年9月9日の朝方に開会式から開幕戦という流れでした。
開幕戦はニュージーランド🇳🇿対フランス🇫🇷
どちらも優勝候補のチームですが予選プールが一緒なので開幕戦になりました。
結果はフランスが27-13で勝ってグループ予選一位通過に近づきました。
試合の内容としては前半はニュージーランドやや優勢かなと思いましたが、後半はニュージーランドに反則がかさみジリジリと離されてしまいました。
オールブラックスはキャプテン不在なのも効いたんですかね。後半に弱いオールブラックスって余りイメージ無いんですが、ここ最近はそういうのが多いというのはテレビの解説でも言われてました。
気になったプレーヤーはフランスのNo.8アルドリッドと控えフッカーのMauvakaですね。アルドリッドはPOMも納得。ひたすら前に出て楔を打てるプレーヤーは心強いですね。
Mauvakaはランが小気味良いのでまだ見てみたい。
決勝でのフランス対ニュージーランドは見られるのでしょうか?
またまた見た試合をぼちぼち書いて行くようにします。
プールC イングランドvs アルゼンチンラグビーワールドカップ2019 No.049
もう後がないアルゼンチン、勝って決勝トーナメント行きを決めるのかイングランド。
序盤攻め込んで決定機を作るもNo.11ウイングのカレーラスがタッチに出てしまいアドバンテージが出ていたペナルティを蹴って3点を獲得。
その後すぐにイングランドをやり返してNo.11ウイングショニーメイがトライを取り返して逆転。ENG 5-3 ARG
前半15分くらいにアルゼンチンのLO No.5が相手へのハイタックルとなりレッドカード。今は頭部に入るとすぐにカードが出ますね。
残りの時間を14人で戦わなくてはなりません。
その後イングランドNo.13CTBのツイランギがアルゼンチンFBNo.15のボフェリへの空中にいる時のタックルでペナルティ。
カードは出なかったのでアルゼンチンからはブーイング。
前半は最後攻めに攻めたイングランド、ラックで出来たポイントからギャップを見つけたベンヤングスが飛び込んでトライ。しかしコンバージョンをファレルが外してENG 15-3 ARGで前半を終える。
後半もイングランドが攻め続けて最初のトライを奪う。コンバージョンもファレルが落ち着いて決めて22-3とリードを広げる。
ここまでくるとPGを追加したイングランド25-3になって余裕の点差。あとはキックチェイスとタックルの練習と思いきや、70分でアルゼンチンがラインアウトからのサインプレーで意地でトライを取り返す。
この時点で25-10ただ時間がもう少ない。
攻めたいアルゼンチンだけどイングランドNo.23ノウェルが途中出場で元気が有り余ってるかのようなランでトライを挙げてこれで万事休す。
とどめにバックスも入ったラインアウトモールで駄目押しのトライを挙げたイングランドが結局39-10で勝利。
このトライ後も小競り合いが起こってました。なんかこの大会のアルゼンチンは前評判は最高くらいだったのでどうなるのかと思ってましたが、蓋を開けると2敗で決勝トーナメント進出はならず。
スーパーラグビーにはジャガーズというほぼ同じメンツで臨み準優勝までしたけれどもピーキングをミスってしまったのが残念でした。