プールA 日本vs アイルランドラグビーワールドカップ2019 No.48
日本代表、アイルランドは共にプール2戦目となるこの試合、どのように戦っていくのか注目でした。
緊張の残る開幕戦だった日本代表とスコットランドをノートライに抑えたアイルランドではかなりアイルランド優勢かと思いましたが、日本代表のFW勢がかなり踏ん張りました。
スクラムでは最初に日本代表がペナルティを取られましたが、その後にはアイルランドの1番がステップアウトをしてくる組み方に日本代表のNo.3の具とその後ろについているNo.5のジェームスムーアがドンピシャのタイミングで押し返して相手1番の頭をうまく外側に弾いてペナルティを誘ったところが個人的なハイライトでした。
アイルランドはもっとコンテストキックを蹴ってくるかと思いきや、少し単調なパス回しに終始してしまった感がありました。そこを日本代表の前に出るDFの網にかかったように感じます。
ロックの2人のタックル回数と成功率100%はお見事でした。
MoMに選ばれたNo.2堀江もタックル、パス、キック(前半終わりの裏へのショートパント!!)まで行い、フットボーラーとしての完成度の高さを見せつけました。
福岡も途中出場ながらチーム唯一のトライを取り、またインターセプトからのあわやトライという場面も演出しました。
ただ、あの場面で走りきれなかったというのはまだ足が完全ではないのかと思われました。サモア戦は休んで、スコットランド戦に備えて欲しい気もします。
何はともあれ、アイルランドに対して初勝利、おめでとうございました。
2011年、最後に追いつかれて引き分けたカナダ戦の直後にタイムスリップして